樹齢800年の藤

こんばんは。tampopo-watage です。

今日は、ガイドレッスンで奈良・春日神社へ行きました。

 

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昨日、春日神社のガイド案内文をインプットして臨みました。

3時間弱歩くと、足がかなり疲れました。

もっと歩く量を増やして、耐久力を高める必要を痛感しました。

 

昨日、「案内英文」をあれこれ確認しつつ、インプット暗唱したり、「実際のガイド場面」を想像して思ったことは・・・・

 

1.ガイド案内文には、「1つの盛り上がりのストーリー」を入れる

   場所、事物、文化財等を説明する場合、観光客の心が動くストーリーを1つ入れ
   るのが良いと思いました。

     驚くべき事実、観光客の目を引く事実、微笑ましい事実、感動する事実、
     納得する理由付け、歴史などで目を引く背景説明、
     ・・・単なる「説明の羅列」、「解説ノルマの消化」で終わらない

 

2.「案内役の自分自身が楽しんで案内できるもの」を話す

   ガイド自身が「『面白い』と思っている部分を最優先」で案内したらいい。

   案内者が「面白い」と思っていないものは、優先度下げて、最悪の場合は案内し
   ないでもいいのでは。
     ガイドが主体的に語りたいところを優先して語る方がいい。
     ガイド自身が自己研鑽し、案内できる分野を徐々に広げていく努力をすれば
     いい。
     ガイドがもつ「興味・関心のある分野」を強味とした語り口からスタートす
     ればいい。

 

 

今回、私自身が気に入ったトピックの一つは、本殿、南門左側にある「砂ずりの藤」でした。

 

ガイド案内文の一例

Numerous wild wisterias are grown in many parts of the shrine complex. 
Kazuga Shrine's most famous wisteria is over 800 years old. 
Each May when wisterias are in bloom, some of the widteria blossoms measure nearly 2 meters in length. 
They are called "Sunazuri-no-Fuji" or sand-sweeping wisteria blossoms. 
These hanging wisteria blossoms are so long that they almost touch the ground. 
You will find the tree inside the south gate (Nan-mon) to the left.  

 

野生の藤がたくさん、神社境内のいたるところで自生しています。
春日神社で最も有名な藤の木は、樹齢800年です。
毎年5月、藤が咲くころ、いくつかの藤の花は全長が2メートル近くにもなります。
それらは、「砂ずりの藤」と呼ばれます。
これらの枝垂れ藤は、とても長いので、地面を擦るほどになるのです。
この木は、(本殿内)南門内の左側で見られます。

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宇治平等院などの藤も見事ですが、来年5月には、春日大社の枝垂れ藤をぜひ鑑賞したいと思いました。