自己中と自立
こんにちは。tampopo-watage です。
今日は、とある研修会で学んだことについてまとめてみます。
テーマは、「自己中」と「自立」についてです。
☆「自己中の人」とは、自己中心的な人のことで、自分の利益ばかりに目が向いてしま
う人のことです。
☆「自立している人」とは、他人に依存し過ぎないで、自己責任を基本として生きてい
る人のことです。
「自己中」の人とは
「自己中」の人には、2種類のタイプがあるそうです。
1.「他責タイプ」
自分が不幸なのは、他の人が援助してくれないからだ。
周りの人が悪いから、周りの環境が悪いから、私は不幸なのだ。
自分の不幸を嘆き悲しみ、人に慰めてもらい、人の同情を買うのが目的です。
2.「自責タイプ」
自分が悪いから…。自分の力が足りないから…。といいながら、自虐的になる。
表面上は、自分の非を認めている。
自分の実力不足を嘆き、自己憐憫で悲劇のヒーロ・ヒロインになる。
自分の不幸を嘆き悲しむことで、人に慰めてもらい、人の同情を買うのが目的で
す。
3.2つのタイプの共通点
「他責タイプ」も「自責タイプ」も、他人の同情を栄養にして、「自分の存在意義の
確認」や「承認欲求の充足」などの処理をします。
「自己中」の人は、他人の善意に寄生し、自分の足で立とうとしない傾向がありま
す。
「自立」している人とは
「自己中」の生き方から抜け出た人が多いのではないでしょうか。
今や、何事も「自己責任」で行動しており、自己の失敗を人のせいにしない。
自分の失敗から学ぶ姿勢を持ち、やり方を修正して、再度チャレンジを目指す人。
日常会話の中には、「他人や環境を非難することば」、「自己の非力を嘆くことば」
があまりなく、将来に向けた建設的な夢や明るいビジョンが多く含まれるのではない
でしょうか。
さいごに
今後の生き方は、人に寄生しないで、自己責任で生きる方が
さわやかだ。
でも、人間は完璧な存在ではない。
いつもいつも、100%自己責任で生きることなんてできない。
神さまのみが完璧な存在。
どんな人間も、時と場合によっては好不調もあるでしょう。
「自己中」人生に舞いもどったり、
「自立」人生を再度めざしたり、
絶えず揺れながら、前進していくのだと思います。
揺れ動きつつ、成長し続ける不完全な存在でいいんじゃないでしょうか。
私は、「自己中」と「自立」で揺れながら、進んできました。
これからも、揺れ続けながら、成長し続けていくつもりです。